かき菜


この、いかにも弱々しい、無農薬ではすぐ虫に食べられてしまいそうな菜っ葉も、実はとてもたくましい野菜です。
こぼれ種からあちこちに芽を出して、冬から春にかけてぐんぐん育ちます。
収穫は外側の大きい葉を順次かいて食べます。だから、かき菜といいます。

つぼみもほろ苦くて
おいしい

花びらが4枚のものは
芥子菜の仲間なのだそうです
料理法
からし菜の仲間で、生では辛いです。
漬け物
生の葉を細かく切り、一度塩漬けします。
水か上がってきたら一度全部水を捨て、塩と昆布の細切りを加えて本漬け。
翌日から食べられます。
あったかいご飯にのせて、召し上がれ。
かき菜飯
葉は細かく切って油で炒め、塩、醤油、鰹節で味付けし、炊いたご飯に混ぜる。
花芽の浅漬け 
春になり、つぼみが伸びてきたら、手で折れるところでポキンと折って、
食べやすい大きさに切ります。沸騰したお湯でサッと茹で、塩を混ぜて重石をすると、
これまたおいしい、歯ごたえのある漬物になります。
しっかり茹でてしまうと辛味がなくなるので、注意してくださいね。

種で粒マスタードも作れます。

種20gに酢33g混ぜて、1日置きます。種が充分に酢を吸ったら、蜂蜜大匙1と塩小匙1を混ぜて、また1日置きます。ミキサーで潰したら出来上がり。

 

Previous article

蕗 ふき

Next article

明日葉