玄米

玄米をまめに食べていると、腸の働きが格段に良くなり、便秘とは縁がなくなります。
自分で精米すると良く分かりますが、白米にするときに驚くほどたくさんのぬかが出ます。
普段は、これを全部捨てているのですね。
じつは、このぬかの部分にこそ、人の健康に欠かせない、ミネラルや微量要素がたくさん含まれているわけです。
白米にはでんぷんしか残っていないのです。
玄米を一日一食だけでも食べ続けていると、便秘の解消だけではなく、冷え性が治ったり、
気持ちが落ち着いたり、考える力が増したり、おかずの食べる量が減ったり、太りやすい体質が変わったり、他にもさまざまな良いことがあります。
まさに魔法の玄米です。

でも、凝り固まって考え過ぎると、家族の中でトラブルになったりもしますよね。カレーやお刺身の日は白米にするなど、家族の笑顔も大切にしましょう。一週間に三回、玄米を食べるだけでも、変化があると思います。

(入院中など、玄米が食べられない時は、黒炒りした玄米の粉を用意しておき、
毎日スプーン一杯を牛乳などに混ぜて飲むと、玄米を食べられなくても安心です。)

東日本大震災で原発事故が起きました。
それにより、直接の被爆や野菜、海産物等の放射能汚染が心配されましたね。
第二次世界大戦の時、原爆投下された長崎の是眞会病院では、玄米自然食だったため、
八十名の患者さんと職員が、被爆したにもかかわらず、全員無事だったという報告があります。
玄米には、悪い物を排出してくれる力があるようです。
玄米と自然の梅干し、漬け物、味噌がこういうときこそ大切です。