ジッパー付き袋で簡単漬け物

100円ショップでも売っている、ジッパー付き袋(ストックバック)を使うと、難しく考えていたあらゆる漬物が、家庭で簡単にできます。   蕪の浅漬け   葉はさっと茹でて細かく切り、蕪は生のまま食べやすい大きさの薄切りにする。塩を小さじ二杯くらい混ぜてから、袋に入れ、中の空気をなるべく抜くようにして、ジッパーを閉める。冷蔵庫の中で、重しになにか適当なものを乗せておく。30分で食べられる。漬物は重しをしておかないと、味が変わってしまうので、食べきるまで、空気を抜き、重しをすることを忘れないでください。大根でもおいしい。 手作り味噌    水に一晩つけておいた大豆を三時間煮る。ボールの中で大豆を潰し、塩きり糀と混ぜる。袋に入れて空気をなるべく抜く。もう一枚のジッパー付き袋に入れ、二重にする。これで虫も寄せ付けない。上に重しを乗せて、常温で半年間(寒仕込みの場合、夏なら三か月)保存する。出来上がったら冷蔵庫で保存。納豆菌の影響を受けやすいので、離れた場所、野菜室などに置くとよい。作り方は様々な方法があるようです。調べてみてください。手作り味噌は格別のおいしさですよ。 糠みそ 朝晩かき混ぜないと傷んでしまう糠みそ。飽きてしまい、何度ダメにしたことか…。ジッパー付き袋に入れて、冷蔵庫で保存するようになってから、長持ちしています。こまめにかき混ぜる必要がない。野菜を長く入れておいても古漬けにならないので、一度にたくさん入れてしまっても大丈夫、など、とにかく手間がかからないんです。低温で菌が弱ってしまうので、野菜室に入れて、10日に一度くらいは室温に戻すといいですね。三五八漬けなども、同じようにできます。 たくあん 葉つきの大根は、葉の芯の部分をナイフで抜き取り、1~2週間干す。芯を取らないと、雨にあたった時に水を吸ってしまい、しぼみません。ジッパー付き袋に糠みそを入れて大根を漬け、空気を抜いてジッパーを閉め、冷蔵庫で10日くらい漬ける。重しはしなくてもよい。この方法だと、一本から作れます。自然な黄色が美しいたくあんです。 キムチ 大根、きゅうり、白菜など、お好みの野菜を食べやすい大きさに切る。ジッパー付き袋に入れ、塩を混ぜて袋を閉じ、重しを乗せておくと水分が出るので、しばらくたったら水を捨て、桃屋のキムチの素を混ぜて、冷蔵庫に入れ、重しをしておく。一日後から食べられる。

まるごとパンプキンパイ

25×29cmのトレイで作っています。 かぼちゃの煮物はなかなか食べない子供にも、人気があります。 あっという間に作れる、簡単パイ生地の作り方 バター100gは、1.5cm角くらいに切り、冷凍庫で冷やしておく。 フードプロセッサーに薄力粉150g、塩小さじ1/2、バターを入れて5~6秒まわす。 そこに冷水75ccを加え、7~8秒まわし、一塊にしたらラップに包んで冷蔵庫で冷やしておく。 しばらくしたら、打ち粉をふって麺棒で伸ばし、トレイにひく。 皮の上にタルトストーンをひき、180度のオーブンで10~15分焼く。 中身の作り方 小さいかぼちゃなら1個、大きいのなら1/2個を適当に切り、種を取り除く。 フライパンに並べて茹でる。 やわらかくなったらお湯を捨て、皮ごと泡だて器でつぶす。 塩小さじ1、砂糖100g、牛乳100cc、卵 2個、シナモンパウダー少々を加える。 (調味料は味見をして調節してください。) 焼きあがった皮の中に中身を流し入れ、200度のオーブンで30分焼く。 種は水で洗い、トレイに並べて180度のオーブンで焼きます。 1つの種がパチンとはじけたら、オーブンから出し、冷めたら殻を割って中身をいただきます。 とても体に良いらしい。

シュークリーム

子供のころにチャレンジして、ちっとも皮が膨らまなかった経験があり、ずっと敬遠していました。島に来て、実際に目の前で作ってくださる方に会えたり、分かりやすい本と出合ったりして、何度も何度も、親の敵のように作って作って、やっとなんとか、さまになってきました。 材料 (シュー生地、サラダ油編) 水 120cc サラダ油 60cc 塩 小さじ1/2 薄力粉 70g 卵 2個 (シュー生地、バター編) 水 70cc バター 40g 塩 小さじ1/2 薄力粉 50g 卵 2個 やはりバターの方がおいしい。 (カスタードクリーム) 牛乳 200cc 卵黄 3個分 三温糖 60g 薄力粉 20g バニラビーンズ 少々 作り方 (シュー生地) オーブンは220度に温めておく。 薄手のアルミ鍋に、水、サラダ油またはバター、塩を入れて火にかける。 沸騰したら、ふるっておいた薄力粉を一度に入れ、火を止めてよくこねる。 粉っぽさがなくなったら、火をつけて、鍋底から生地がくるりと離れるようになったら、火を止める。 ほぐした卵を3回に分けて加え、手早く混ぜる。 木ベラで持ち上げると、薄い膜をひくようにして、ゆっくりと落ちていくくらいの堅さになるように、卵の量を加減する。←三角形になる。天板にオーブンペーパーを敷き、絞り袋に丸い口金をつけて生地を入れ、直径5cm高さ3cm位に絞り出す。生地の上に軽く霧を吹いてから、オーブン入れる。家のオーブンでは、210度で15分焼いてから、160度に下げて、30分焼くと、ちょうどよい加減です。。 (注)何回かに分けて焼く時には、生地が乾かないように、絞り袋に入れたまま、休ませておく。 (カスタードクリーム) (1)ボールに卵黄、大さじ1の牛乳、三温糖、バニラビーンズを入れて泡だて器で混ぜ、ふるった薄力粉も加えます。 (2)残りの牛乳は沸騰寸前まで温めて、(1)に加え、裏ごしして鍋に戻し、木ベラで混ぜながら、煮上げる。 (3)バットに移してラップをかけて、冷まします。 (4)シュー生地に横に切り込みを入れ、絞り袋に入れたカスタードクリームを詰めます。

スポンジケーキ

長女の一歳の誕生日にケーキ屋さんに一番小さいバースデイケーキを注文したら、3500円もしてびっくり。自分で作ろうと思ったものの、なかなかスポンジが膨らまなくて、しょんぼりすることもしばしばでした。 十三年経って、かなり進歩したつもり。でも、もう一息かなあ。 市販のショートケーキより、イチゴがたくさん入っていて、嬉しいです。 材料  (スポンジ生地) 卵3個 白砂糖 90g 薄力粉 90g バター 20g (シロップ) 水 カップ1/4 砂糖 25g ブランデー 大さじ1 (ホイップクリーム) 生クリーム 200cc 砂糖 25g レモン汁 小さじ1/2 イチゴ 1パック 作り方 型には油をうすく塗ってからクッキングシートを敷き、オーブンは200度に暖める。 ボールに卵と白砂糖を入れて、泡だて器で混ぜる。(冬は湯煎にかけて、37度くらいにする。)湯煎をはずし、ひたすら、しつこいぐらい混ぜる。泡だて器ですくい上げると、一瞬泡だて器の中に卵がこもって、ゆっくりフラフラと落ち、そのまましばらく跡が残るくらいまで混ぜる。重要。写真はゴムペラで混ぜていますが訂正、電動泡だて器で30秒かけて、一気に混ぜる。その方がきめが細かくなる。粉っぽいところがなくなったら、溶かしバターを熱いうちにゴムベラで混ぜる。同時に大きい泡を消し、きめを整える。 型に生地を流し込んだら、細い棒でぐるっと一周させ、均等にする。 大きい泡を消すため、少し持ち上げて落とすことを10回位繰り返す。 予熱は200度に暖めておく。 180度で15分、160度に下げて15分焼く。焼きあがったら、縮み防止のため、50cm上から一度、落とす。 オーブンのない方は蒸し器で蒸しても、フライパンで焼いてもできる。 型からはずさず、オーブンの中にもどし、完全に冷めるまで置く。冷めたら型からはずす。 半分に切ってシロップを塗り(塗らなくても良い)、ホイップクリームとイチゴを飾る。出来上がり

パン 

朝食はご飯ですが、お昼にパンが食べたくなると作ります。 手でこねるのが大変、という声を聞きますが、材料がまとまったら、5分から10分放っておくと、自然に馴染んでくるので、また少しこねるくらいでOK! 粉と砂糖と塩と水と油、それにイーストだけを材料にした シンプルなパンです。 そのイーストも少しにして、低温で長時間かけて発酵させると イーストくさくない美味しいパンができます。 なんてったって、膨らんだときの驚きと、 焼いてるときの良い匂いがたまりません。 何度やっても、パン作りは楽しい。 材料 強力粉 1kg 砂糖 大さじ3  自然塩 小さじ3 サラダ油 またはバター 大さじ1 ドライイーストjまたは白神天然酵母 小さじ1~2 水 500~550cc 1、大きめの鍋に材料を全部入れ、こねる。バターは最後に足す。 まとまったら台の上で10分ほどおき、またこねる。 2、鍋にきれいに丸めた生地を入れ、表面に霧吹きで水をかける。 蓋をして一晩寝かせる。夏は1~2時間でOK。 3、朝、三倍くらいに膨らんでいたら空気を抜き、また丸めて発酵させる。 また、三倍に膨れたら、小さく分けて成形する。 4、生地が乾かないように、霧吹きで水をかけ、第二発酵。 5、オーブンは200度に暖めておく。パン生地を入れて、10~15分くらいかけて焼きます。 * 粉を強力粉800g全粒粉200gにしたり、サツマイモをつぶして混ぜたりしても美味しい。