かき菜
この、いかにも弱々しい、無農薬ではすぐ虫に食べられてしまいそうな菜っ葉も、実はとてもたくましい野菜です。 こぼれ種からあちこちに芽を出して、冬から春にかけてぐんぐん育ちます。 収穫は外側の大きい葉を順次かいて食べます。だから、かき菜といいます。 つぼみもほろ苦くて おいしい 花びらが4枚のものは 芥子菜の仲間なのだそうです料理法 からし菜の仲間で、生では辛いです。 漬け物 生の葉を細かく切り、一度塩漬けします。 水か上がってきたら一度全部水を捨て、塩と昆布の細切りを加えて本漬け。 翌日から食べられます。 あったかいご飯にのせて、召し上がれ。 かき菜飯 葉は細かく切って油で炒め、塩、醤油、鰹節で味付けし、炊いたご飯に混ぜる。 花芽の浅漬け 春になり、つぼみが伸びてきたら、手で折れるところでポキンと折って、 食べやすい大きさに切ります。沸騰したお湯でサッと茹で、塩を混ぜて重石をすると、 これまたおいしい、歯ごたえのある漬物になります。 しっかり茹でてしまうと辛味がなくなるので、注意してくださいね。 種で粒マスタードも作れます。 種20gに酢33g混ぜて、1日置きます。種が充分に酢を吸ったら、蜂蜜大匙1と塩小匙1を混ぜて、また1日置きます。ミキサーで潰したら出来上がり。
六条大麦
平成25年秋から26年春にかけて、初めて大麦を育ててみました。 冬に麦踏も行いました。粗放栽培でしたが、ちゃんと収穫できて、大喜び。 さて、これをどうしたら食べられるようになるのだろう・・・ まだ青い状態で刈り取られてしまった実は、庭で乾燥させてから、麦茶にすることにしました。 「のぎ」を取ってから、ビンの中に入れ、すりこ木で突いて、一粒ずつにばらしてから、 大きなざるでごみを取り除き、フライパンで炒りました。 それを煮出したものが「麦茶」になります。 色は薄いけれど、とてもよい香りのおいしい麦茶ができました。 完熟した実のほうは、同じように一粒ずつばらしてから、フライパンで炒り、 もう一度ビンの中ですりこ木で突いて、ごみを取り除き、 電動の石臼で細かい粉に挽き、粉末黒砂糖を混ぜてから、お湯を足して丸めました。 なつかしの「麦こがし」の出来上がりです。 粉のまま食べてもおいしいです。