花の宝石ネリネ(ダイヤモンドリリー)

ネリネは南アフリカ原産のヒガンバナ科の球根植物です。

キラキラと光る花びらがとても美しく、様々な色や形が見る人を楽しませてくれます。

 

多花園のネリネ

平尾秀一先生ゆかりの球根を島内の方から購入し、1990年頃から作り続けています。

9月から灌水を始め、10~11月に花が上がり、その後、葉が出てきます。
冬中、光合成をして、球根を育てます。
5月から葉が枯れ、休眠に入ります。

 

ネリネの育成の様子

休眠中


葉より先につぼみが出ます


 

日光に当たると、花びらがきらきらと光ってとてもきれい


球根が鉢いっぱいに増えたら植え替え



種が採れたら鹿沼土の上にばら撒きし、水を張ったトレーの中に置く。


二ヶ月くらいすると根が出てきます


三年目


交配して、種をまいてから、うまくいくと、五年程で初花が見られます。


 

平成26年に坂下のハウスから坂上に引越しをしました。
クルクマを増やすため、場所が足りなくなってしまったのです。
坂上のハウスは、坂下よりも夏の気温が低く、ネリネの栽培に適しているようです。

植え込み材料を変更し、全ての鉢を植え替えたため、花上りが悪くなってしまいました。
ネリネは鉢の中に根が回らないと花が咲かない植物です。
そのため、一時販売を中止していましたが、平成29年に、ようやくまた販売できるようになりました。

どうぞ、よろしくお願いします。