原産地を見たことはないのですが、ネリネの原種はおそらく、
高い山の岩場に育っているのではないかと想像しています。
こぼれ落ちた種が、岩と岩の間に入り込み、根を伸ばして、ほんの少ししかない土に根を張り、
球根を少しずつ太らせ、時期が来れば花を咲かせて、
たくましく生きているのではないでしょうか。
用土
鹿沼土:2 赤玉土小粒:2 軽石:1 の割合で混ぜ、ざるで粉をふるい落としてから使う。
成長期 (原産地の雨季) 9月から5月
日当たりの良い場所におき、土が乾いたら、たっぷりと水を上げる。
休眠期 (乾季) 6月から8月
日陰の涼しい、雨水のかからない場所に置く。
(日本の夏の暑さによる球根の消耗を避ける。)
過湿になると、球根が腐ってしまいますので、必ず鉢植えで管理し、地植えにはしない。
潅水はたまにする。
一年を通じて、肥料は与えない。
ネリネに肥料をやって失敗した人がたくさんいます。