八丈島のささげ豆
あんこが好きなのでアズキを作ってみましたが、あまりうまくいかなかったので、実家(所沢)の近くの直売所で手に入れた、同じマメ科ささげ属のささげを試しに育ててみたら、大豊作。1年目はうまくいったものの、
翌年からは鳥や虫に狙われて、大変なことになってしまいました。種を植える時期を6月下旬ころにすると、うまくいくことが、だんだん分かってきました。
サンダーソニアの球根を掘り終えた後のハウスで大切に育てています。栽培期間中、農薬不使用。ネットの張ってあるハウスなので、鳥は入れませんが、バッタやカメムシはいつのまにかたくさん入っています。そこでカマキリさんに大活躍してもらうことにしました。
茶色く熟したさやを手で収穫し、太陽に干してから一つ一つ手でさやから豆を取り出します。この時、形の悪い豆を取り除くのも大変な作業です。
豆だけをまた、太陽に干したら、布袋に入れて揉むと艶が出て、虫の卵が産みつけられていても、取り除けるようです。
ペットボトルに入れて、蓋を緩めに締めておくと、豆から出た二酸化炭素が底から溜まっていきます。 1~2か月後に二酸化炭素が充満したころ、蓋をきつく締めると、豆を2年間保存できる、というのを愛読書「現代農業」で学びました。
食物繊維が豊富。デンプンは調理するとあん粒子となり、腸内細菌の餌となって腸内環境を改善する働きがあります。赤い色は体の酸化を防ぐ抗酸化作用のあるポリフェノール。タンパク質、ビタミンB6、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄などの栄養素をバランスよく含みます。毎日少しずつ食べたい食品です。お赤飯にするもよし、玄米に混ぜて炊いたり、甘く煮てあんこも作れます。
知人がこの豆でお赤飯を作ったら、お誕生日にそれを食べたお孫さんが「おばあちゃん、いつものお赤飯と違うね。お豆がとてもおいしい。」と言われたって、嬉しそうに教えてくれました。
丹精込めて作った、国産ささげ、100g単位で販売します。形や大きさは様々でシワのあるものもありますが、炊くとふっくらします。ご理解のある方にご購入をお願いします。
350円/100g。送料は1kgまでは全国一律370円。(レターパックライトで、郵便受けへお届けします。)それ以上はゆうパックで、800〜1000円ほどです。注文フォームからご注文くださいね。
令和４年度産のささげは完売いたしました。
令和５年度産のささげは９月頃から販売予定です。
